今回はさいたま市のネズミ駆除の事例のご紹介です。ネズミ駆除・侵入対策工事・消毒・忌避剤散布を行いました。
現場調査
お客様から「ネズミが部屋に出るようになりキッチンの食品を荒らされてしまい困っている。何度駆除をしても出てくるので何とかして欲しい」とのお電話があり早速現場調査を行いました。
2階建ての40坪ほどの戸建てにアレルギー体質のお子様と高齢のお母様と一緒にお住まいで、お子様とお母様への健康被害を心配されてご連絡いただいたようでした。
室内を確認するといくつかの壁に穴を開けられ、あちこちにネズミに糞をされてしまっていました。そしてどことなく臭う異臭…
分電盤を確認するとラットサインと呼ばれる真っ黒い痕があります。
※ネズミが何度も同じところを通り、体に付着した油汚れやほこりなどがラットサインと呼ばれる黒ずみを作ります。

侵入経路
侵入経路を探します。
床下に潜ると外からは分からない侵入経路が見つかりました。
こちらは数年前にリフォームした際に使われなくなった配管。切り口を塞いでいない為、下水と自由に行き来できる状態のままるそのままに放置されていました。

そしてもうひとつ、こちらは基礎下に穴が掘られておりこちらからも出入りしているようでした。

ネズミ駆除
今回は消毒、忌避剤の散布、室内・床下・室外の防鼠工事、トラップの設置を行います。
忌避剤の散布
まずは屋根裏、1階天井裏、床下と順に忌避剤を特殊な機材を使い散布していき、建物からネズミを追い出します。

防鼠工事
次に侵入経路を塞いでいき、再びネズミが入ってこれないようにしていきます。侵入経路に合わせて塞ぎ方や材料は変えていきます。
今回は外回り→室内→床下と塞いでいきます。
床下で見つけた配管は蓋をして、

穴は硬質発泡ウレタンで塞ぎました。

屋外、床下の防鼠工事が終わったら室内の防鼠工事をしていきます。万が一ネズミが建物に残っていた場合こちらも塞いでおかないと出口が無い為、室内への被害が拡大する可能性があります。
分電盤を開けると…
ずいぶん前に感電死してミイラ化したネズミの死骸がありました。配線に絡まっていたためとるのに苦労しました。現場調査の時に感じた異臭はこれだったのかもしれません。

トラップの設置
一通り防鼠工事が終わりました。
万が一ネズミの追い出しができていなかった場合に備えて粘着シートと毒餌のセットを仕掛けていきます。防鼠工事がしっかりできていれば警戒心の強いクマネズミであっても外に食べ物を取りに行くことができない為トラップにかけることができます。
もしネズミの被害が止まらずトラップにかかっていない場合はどこかに塞げていない侵入経路がある可能性があります。ネズミは500円玉程度の穴であればどこでも通れてしまう為非常に厄介です。

最後消毒を行いこの日の作業は終了です。
2週間後点検
1回目の作業が終わり、2週間後再度点検に。
お客様の話では作業後ネズミが出ることはなくなったようです。これで一安心です。前回仕掛けたトラップを確認すると…

ネズミがしっかりトラップにかかっていました。この写真とは別のところにも1匹合計2匹のネズミの捕獲に成功しました。毒餌が空になっていたところを見ると外には餌を調達できていないようです。
かかったトラップを回収して再度消毒を行いました。
この後ネズミは出ることが無くなったため今回はこれで終了となります。
まとめ
今回はさいたま市のネズミ駆除の事例のご紹介をしました。
ネズミは一度家に侵入してしまうとあっという間に増えてしまいます。
天井の断熱材に使われるグラスウールはネズミなど害獣の巣になりやすく、体に寄生したダニや糞などから寄生虫の繁殖や感染症を引き起こします。
体の弱い方、小さいお子さんやお年寄りのいるご家庭ではアレルギーや様々な病気の原因に繋がってしまうので、そのまま放置せずにできるだけ早くプロに相談をしてください。
SASAワークでは埼玉県さいたま市岩槻区を中心として、消毒事業・リフォーム業を展開しております。さいたま市のネズミ駆除はSASAワークにお任せください!
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