埼玉県川口市でネズミ駆除のご依頼がありました。床に穴があけられてしまったということで侵入対策を行いました。
今回はネズミ駆除と侵入対策のご紹介です。
ネズミの侵入経路
はじめは天井裏にいただけだったのが、気づけば室内で出るようになりあちらこちらに糞が目立つようになったということでした。
それでは、天井裏にいたネズミがどこから室内に侵入してきたのでしょうか?
部屋の中を調べていくと一か所異様に黒ずんでいる箇所があり、そこに直径5㎝程の穴が開いていました。どうやらここから室内に侵入しているようです。


この黒ずみは”ラットサイン”といってネズミの通り道になっている箇所にみられるものです。
ネズミが何度も同じ穴から出入りすることでネズミの体に付着した油やほこりがその穴や通り道周辺に付着して黒ずんでいきます。これが”ラットサイン”と呼ばれるもので、ネズミの侵入経路を特定することができます。
ネズミの侵入対策
今回の侵入経路は下駄箱の下に指2本分くらいの空間があり、その床に穴が開けられて侵入しているようでした。
パンチングメタルというアルミ板を加工して侵入経路を塞いでいきます。

このパンチングメタルは防鼠用のもので十字に穴が開いているため非常に加工がしやすく面で塞ぐ場合にとても重宝します。
ネズミの糞清掃・消毒・殺虫
ネズミの糞を清掃し、消毒を行います。その際、ゴキブリ駆除も同時に行います。
糞の形状から今回でているのは”クマネズミ”という種類だと分かったのですが、クマネズミというのは穀物や木の実を食べるのですがゴキブリなどの昆虫も食べます。
クマネズミが出ている場合はゴキブリも繁殖してしまっている事が多く、ゴキブリを追って家に侵入してしまうのです。
そのため、餌になってしまうゴキブリなどの虫も駆除して餌がない状態にしていきます。
ネズミ駆除
天井の点検口に粘着シートと毒餌を仕掛けます。毒餌はワルファリンとミックスナッツを混ぜたものを使用し、毒餌を囲むように粘着シートを置きます。
ワルファリンとは長くネズミ駆除剤として使われてきた殺鼠剤です。抗凝固剤の一種で血液をサラサラにして固まりにくくする作用があります。
人間に対しては薬として用いられますが、ネズミが摂取すると出血が止まらなくなり目が見えなくなることで光を求めて外に出ていく効果があります。

粘着シートの上に毒餌を置いてしまうと粘着シートの接着面が少なくなってしまうため一度かかったネズミが逃げてしまうことがある為、毒餌は毒餌用の容器に入れて置きます。
クマネズミは警戒心が非常に強いためなかなか粘着シートや毒餌には近寄りません。2週間程度慣れるまで放置して様子を見ていきます。
まとめ
ネズミは一度家に侵入してしまうとあっという間に増えてしまい、建物への被害だけでなく、ダニなどの寄生虫や感染症を引き起こします。そのまま放置せずにできるだけ早くプロに相談をしてください。
SASAワークでは埼玉県さいたま市岩槻区を中心として、消毒事業・リフォーム業を展開しております。埼玉県川口市のネズミ駆除はSASAワークにお任せください!
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