壊れてから存在を知る家の設備の代表格「雨どい」みなさん普段気にされていますか?雨どいの破損や不具合を放っておくと家の劣化が進んでしまうので早めに対処しましょう。
ということで今回は川口市で雨樋工事の施工事例をご紹介します。川口市にお住いのI様より強風で雨樋が突然外れて落ちてしまった、とご連絡いただき行ってまいりました。今回強風での破損という事で火災保険が使えたため工事費用は全て火災保険で賄うことができました。
現場調査
現場に到着しご挨拶。お客様に状況を確認します。
「2~3週間前に強風で雨樋が屋根から外れて落ちてしまった。大雨が降ると屋根からの水が滝のように落ちるようになり敷地も水浸しになるようになって困る。場所も2階の隣の家との境界上にあるので自分では直すことができない。」
落ちた雨樋から型番を確認すると”U-80”という雨樋でした。
こちらはダイカポリマー㈱という会社の雨樋で現在は終売品となっています。同じような形状の現行品だとPanasonic雨樋のU105という商品があるためこちらへの交換を提案しました。
こちらはダイカポリマー㈱という会社の雨樋で現在は終売品となっています。同じような形状の現行品だとPanasonic雨樋のU105という商品があるためこちらへの交換を提案しました。

施工日程
施工日程は足場設置・予備日含めて4日間の工程になります。
- 足場設置
- 雨樋施工
- 予備日
- 足場解体
金具の取り外し・下地処理
既に軒樋は外れているため金具の取り外しからとなります。金具を外した後はビス穴が空いた状態になるので雨水が下地の鼻隠しに入らないようにコーキングで防水処理をします。


勾配調整
雨樋は屋根から軒どい(軒先に沿って横に伸びている雨どい)で受けた雨水を集水器というマスに集めて竪樋(集水器から縦に地面伸びて水を流す雨どい)へと排水していきますが、軒どいは集水器に水を流すために微妙に勾配を付けています。この勾配を取るために水糸を張って勾配を調整します。

雨どいの取付
もともとはポリカーボネイト製の取付金具を使用していましたが劣化で根元から折れてしまっていたため、今回はステンレス製の取付金具に変更しました。取付金具を設置し雨どいを取り付けます。

最後に散水確認
雨どいを取り付けたのに雨が漏れてしまっては意味がありません。最後にホースで雨を再現して雨樋が正常に機能するか確認を行います。

バッチリ!
施工前・施工後

料金
足場代含めて149,060円の内容の工事でしたが、火災保険で工事代金はすべて賄うことができました。
まとめ
今回は強風によって破損したという事で火災保険を使うことができたため自己負担なく工事ができました。最近は台風や雪で壊れた雨どいを火災保険を使ってお得に修理する方が増えてきたように思います。同じように風災・雹災・雪災などで被害を受けてしまった場合は火災保険の利用を検討してみてはいかがでしょうか?
また、壊れたものが終売品になってしまっている場合でも代替品もありますのでまずはプロに相談してみるといいと思います。
雨どいは家の劣化を防ぎ美観を長く保つために大切な設備です。屋根の軒先についていることもあり修理するのも実は危険が伴う工事になりますので壊れたらそのままにせずにできるだけ早めに直しましょう。
SASAワークではさいたま市岩槻区を中心として、リフォーム事業を展開しております。雨樋工事は火災保険が利用できる場合もありますのでぜひ検討を!保険申請のサポートもさせて頂きます。
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