突然の突風や台風などの自然災害で屋根が壊れた!そんな時は是非SASAワークにお任せください!
台風で屋根の棟の瓦が崩れてしまったとのことでさいたま市のI様よりご相談がありました。I様は以前に雨樋工事をご依頼頂いて今回2回目のご依頼になります。お客様の方で事前に火災保険の申請をされていたようで今回は火災保険の申請に必要な資料の作成もお願いしたいとの事でした。 早速現場に向かいます。
現場調査
現場に到着しご挨拶。前回のご依頼から6年ほど経っていましたが前回のことをよく覚えていて下さり「前回はしっかりと工事してもらえたから」ということで、またお声がけいただいたようでした。
早速屋根に上ってみると棟が歪んでしまい棟の瓦を固定している銅線が切れて”のし瓦”が抜け落ちているようでした。このままにしておくと瓦が屋根から滑り落ちて大変危険な状態です。I様に写真を見せて状況を説明すると「なるべく早く工事して欲しい」という事で急いでお見積り・施工資料を作成し保険会社に提出。無事に工事代金が保険会社から振り込まれ工事の手配を行いました。
※のし瓦…一番上の”がんぶり”を載せる瓦で、のし瓦が高く積まれているほど格式が高いとされています。この写真だと写真中央のアンテナの足元に落ちている瓦です。
※がんぶり…棟の瓦の一番上に積まれている半筒上の瓦

施工手順
今回の工事の手順は
- 足場設置
- 棟瓦解体
- 南蛮漆喰の打設とのし瓦の積み直し
- 銅線で固定
- 瓦留め
- 足場解体
という手順で足場設置に1日+瓦工事1日+予備日1日+足場解体1日と合計4日間で行います。
※足場設置・解体のレポートは省きます
棟瓦解体

解体を行います。銅線を切り棟瓦・のし瓦・余分な”葺き土”を撤去していきます。今回葺き土は新たに使わず南蛮漆喰に置き換えます。
葺き土…棟瓦の土台として粘土状の土を敷いています。水に溶けやすいので漆喰で覆って防水処理を行いますが、漆喰が剥がれたり瓦が崩れて雨水が入ってくると溶けて瓦が崩れやすくなります。
南蛮漆喰打設・瓦積み直し

南蛮漆喰の打設と瓦の積み直しを行います。何番漆喰で土台を作りそこに瓦固定用の銅線を置き、のし瓦を載せ、これを繰り返していきます。最後にがんぶりを載せます
銅線で固定

棟瓦を積み直したら銅線をぐるぐる巻いて瓦を固定します。
瓦留め

最後に瓦用のコーキングで瓦留めしてがっちり補強して完成です!
料金
今回足場代込みで210,000円の工事でしたが、火災保険が使えたことで全額工事費用を賄うことができました!なんと自己負担0円!火事だけでなく台風や雪といった自然災害で壊れたものも補償してくれるので入っておくとこんな時に助かりますね。
まとめ
木造住宅は水や湿気に弱く、屋根が壊れて一旦雨漏りしてしまうと建物全体に水が回り一気に劣化が進んでしまいます。今回のように火災保険が使えるケースもありますので屋根の不具合を発見したらそのまま放置せずにできるだけ早くプロに見てもらうようにしましょう。
SASAワークではさいたま市岩槻区を中心として、リフォーム事業を展開しております。屋根の工事、外壁塗装、雨どい工事、トイレ交換などを行っています。弊社にお任せいただければ複数の業者とやり取りすることなく安心・低価格の自社施工で対応しています。
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