昨日(2025年2月13日)は全国的に強風が吹き荒れていたとのことで、SASAワークの本店があるさいたま市でも2月の観測史上最大の強風だったらしくあちこちで強風の被害が起きておりました。
うちの近辺の春日部市では工事中の足場が倒れたり、倒木で複数台の車が被害を受けたりと様々な被害があったようです。
自然には敵わないですね
もしご自宅や管理している土地に倒木しそうな木がある人は大きな事故が起きないうちに早めに木を処分しておきましょう。
という事で、今回はもし木が倒れてしまったら、というテーマです。
自分の敷地の木が倒木してしまったら
さて、ここから自分の敷地の木が倒れてしまった場合について書いていきます。こちらの記事を読んでいる方は恐らく
- 倒木した、もしくは倒木しかけている木がある
- 自宅に手を付けられなくなった大きな木がある
- 枯れてしまった大きな木がありいつ倒れるか分からない
- 相続した土地に木があり状況が分からず不安
- 近隣から木のことでクレームが来ている
- 隣接する敷地の木が自分の土地に倒れてきそうで不安
こういった方が多いと思います。
こちらの記事を読んでいただき参考になればと思います。
倒木によって事故が発生した場合の責任
もし自分の敷地の木が倒れて事故が起きてしまった場合は誰の責任になるのかというと
- 民法第717条(土地の工作物などの占有者及び所有者の責任)
- 道路法第43条(道路に関する禁止行為)
これらの法律により樹木の倒木によって歩行者や自動車などに事故が発生した場合は樹木の所有者が責任を負うことになっています。
ただし台風などの自然災害で倒木して被害を与えてしまった場合、民法上では”賠償責任は生じない”とされています。とはいえ損害をそのままにしておくと2次被害や近隣トラブルに繋がってしまうので損害が発生した場合は速やかに対処していくことが大切です。
また、管理不足において発生した損害は賠償責任が生じます。なにか事故が起きる前に普段から手入れを行い、手に負えなくなったり不要になった場合は剪定・伐採を行うことが重要です。
では、万が一木が倒れてしまった場合は以下を参考にしてください。
まずは安全確認
まずは身の安全を確保して電線や電話線、家など周囲に被害がないか確認をしましょう。
もし、人や車の往来があるような場所に倒木の動線が来る場合や他に被害が起きている場合には各所連絡をしていきます。
連絡
電力会社・電話会社
電話線や電線に倒木が引っかかってしまったり、断線してしまった場合はすぐに最寄りの東京電力パワーグリッド㈱・NTT㈱に連絡し状況を報告してください。(埼玉県の場合で調べています。他の地域はちがうかも)
東京電力パワーグリット㈱→ https://pgservice1.tepco.co.jp/contact
NTT㈱→https://web113.ntt-east.co.jp/safety_report_web/failure/SelectType
国土交通省 道路緊急ダイヤル
道路に木が倒れてしまっている場合は国土交通省の緊急ダイヤル(#9910)に連絡します。警察に連絡しても警察は事件と事故以外は対応できない為、まずはこちらの緊急ダイヤルに電話し状況の報告を行います。
保険会社
もし火災保険に入っていて、建物や構造物に被害を与えている場合は火災保険が使える場合があります。火災保険には基本補償として”風災・雹災・雪災への補償”がついてる場合が多く、申請をすることで損害に応じて保険金が受け取れるようになっています。
加入している保険会社に状況を説明し、写真を撮って記録を残しましょう。
業者の手配
倒木の処理は大木であればあるほどとても危険が伴います。できるだけ早く伐採業者を手配しましょう。伐採業者はきちんと見積りを出してくれる業者にしましょうね。
まとめ
毎年台風や強風、雪などといった自然災害にさらされる日本。その環境下ではどうしても放置されてしまった木や枯れてしまった木などは倒木のリスクがなくなりません。そのまま放置せずにできるだけ早くプロに相談をしてください。
SASAワークではさいたま市岩槻区を中心として、造園事業を展開しております。庭木の剪定・伐採、重機が入れないような大木の特殊伐採、山林の伐採・整地などを行っています。弊社にお任せいただければ複数の業者とやり取りすることなく安心・低価格の自社施工で対応しています。
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